医療法人社団 めぐみ会

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健康セミナー

多摩センター健康セミナー: 2019年の実施報告

vol103.糖尿病なら知っておきたい運動と食事のコツ

~誰でもできる運動・賢い食事で、痛みの改善と血糖コントロールに取り組もう!~

 その1. 『腰痛や膝痛があってもできる運動はある?』・『食事は、食べ方しだいで筋肉を保つ』

 その2. 『高血糖や低血糖を回避して楽しく運動するコツ』・ 『間食(補食)は、摂り方しだいで低血糖を防ぐ』

 糖尿病の治療では、薬物療法だけでなく『運動療法』と『食事療法』に取り組む事も重要ですが、「膝や腰が痛くて運動ができない」、「低血糖が心配で出歩くのを躊躇ってしまう」、「効果的な食事のとり方がわからない」など悩みや疑問を抱えている方も多いと思います。
 今回はそんな悩みや疑問にこたえる、痛みがあってもできる運動や、低血糖を防ぐために間食を上手に選ぶポイントなど、今日からすぐに取り組める糖尿病の運動と食事のコツを伝授します!

vol102.腰痛

 腰痛は老若男女問わず、長い人生の中でだれもが一度は経験するものではないでしょうか?
 実際に腰痛は医療機関受診の主要な原因疾患の一つとなっています。人工知能、ロボット手術、再生医療など医療技術が発展した現代においても腰痛を訴える患者様は後を絶ちません。今年、日本整形外科学会でも新しく腰痛診療のガイドラインが改定されました。腰痛の原因、治療は多岐にわたり、様々な医療関係機関の先生方が日々治療に奮闘されている一方で、なかなかこれといったものがないのも現状です。
 今回は、特に高齢者の方の腰痛を中心に皆様と考えてみたいと思います。

vol101.手足のふるえとパーキンソン病

 「手や足がふるえる」というと皆さまはどんな病気を考えるでしょうか?手や足がふるえる病気はたくさんありますが、ふるえを訴える患者さんのうちの多くが「自分はパーキンソン病になったのではないか」と心配されて来院されます。それほど「パーキンソン病は手足がふるえる病気」と言うことが広く知れ渡っているようです。
 実際パーキンソン病は手や足のふるえが最初の症状であることが多く、そのあとしばらくしてから動作が遅くなったり歩きにくくなったりする病気です。60 歳以降に発病することが多く、高齢者化が進むわが国では今後益々患者さんが増えてくることが予想されます。
 今回のセミナーではパーキンソン病とパーキンソン病以外の病気の「ふるえ」の見分け方やパーキンソン病とはどんな病気であるかをわかりやすくお話ししたいと思います。

vol100.皮膚科疾患の豆知識

~皮膚がんから水虫まで、早期発見・予防を目指して~

 多摩センター健康セミナーは、おかげさまで第100 回を迎えました。過去のセミナー時にご記入頂いたアンケートを基に、皮膚科関連でご要望の多かった疾患を中心にお話します。
 私自身、小学1 年生から多摩市で育ち、現在も多摩市で暮らしています。また、幼少時からアトピー性皮膚炎を発症し、中学・高校生で重症化して苦しんだ経験があります。自分が育った愛着を感じる多摩市で、自身の経験も活かしたスキンケア重視の診療ができることに幸せを感じています。
 これからも、地域の皆様のお役に立てるように努力して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

vol99.糖尿病から腎臓を守る

 皆さんは毎年、健康診断を受けていますか。また、血糖値が高いといわれても、体調が良いから大丈夫と、ほっておいてはいませんか?糖尿病は自覚症状が少ないため、採血検査や尿検査を受けないと気付けません。そして治療しないでいると少しずつ血管が傷つき、血管の豊富な腎臓が損傷を受けます。糖尿病になってから10 年以上が経過し手遅れの状態になって初めて、だるさやむくみなどが現れますが、それから治すことは難しく、年に16000 人以上が糖尿病のために透析治療を開始されています。
 でも、糖尿病の方が皆、腎臓合併症になるわけではありません。普段から適切な生活習慣を心がけてしっかり治療すれば合併症を未然に防ぐことができます。定期的な健康診断でご自身の状態を把握し、先手必勝で糖尿病合併症を予防しましょう。

 

 第2部 
『多摩市・薬局で糖尿病の重症化を防ぎます!』多摩市糖尿病重症化予防プログラム参加者が語る体験談

第2 部では、多摩市で国民健康保険加入者を対象に行われている、『多摩市糖尿病重症化予防事業プログラム』について、プログラム参加者の体験談を交えてご紹介いたします。

vol98.あなたの関節は正常に機能していますか?

~関節を整え若返りましょう!~

 近年の急激な医学の進歩で平均寿命は世界一位になりました。しかし亡くなる寸前まで自分の力で生活できるでしょうか?元気で生き生きとした生活を送るカギは関節にあります。運動機能について正しく知りましょう。

vol97.脳梗塞のお話

 寝たきりの最大の原因である脳卒中の中で、圧倒的に多いのは脳梗塞であります。高齢化の進む日本において今後さらに脳梗塞患者さんの増加が懸念されます。脳梗塞発症をいかに防ぐかまたは先延ばしするかが健康寿命を生きる上で重要と思われます。
 本セミナーでは、脳梗塞の基本的な内容から危険因子、脳梗塞急性期の治療の変遷に関して概説いたします。

vol96.ほんとうは怖い糖尿病と足の話

1部:『ほんとうは怖い糖尿病と足の話』
 糖尿病患者数は年々増えていく一方であり、身近な方にも糖尿病の方がいらっしゃることが多いと思います。しかし実際には糖尿病はどういった病気なのか、またどのようになってしまうのか、はっきり知らない方も多いでしょう。更に糖尿病と足の関係性も知られていない様に思われます。
 本セミナーでは糖尿病における足病変について30分程でわかりやすくお伝えします。

 

2部:『足を守るためにできること』
 意外と知っているようで知らない糖尿病と足の関係。今回は足の観察方法と予防についてお話をさせていただきます。

vol95.健康長寿社会に備えるためたに今必要な事

 世界に先駆けて超高齢社会を迎えた日本では、様々な要因から医療・介護の必要増加が見込まれ、対応が喫緊の課題となっています。この解決には、国民が健やかに生活し老いることができる、健康長寿社会の実現が鍵となります。
 健康長寿社会実現のキーワードとなる【超高齢化社会を向えた医療の現状】【健康寿命】【フレイル】【介護】などについて考えたいと思います。

vol94.超高齢社会で認知症と共存する

〜わたしたちにできること〜

 超高齢社会日本では、認知症は高血圧や糖尿病と同様にポピュラーな病気となりました。特に多摩市は高齢化率が高く、今後は認知症という病気と共存していく必要が生じています。そのために私達にできることを考えたいと思います。
 まず、認知症のよくある症状を理解し、治療方法やつきあい方を知っておきましょう。そのうえで、発症や進行を予防するために大きく関わる普段の生活や、認知症になったときの生活面での危険回避について考えましょう。

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