在宅医療事務さんにインタビュー!
めぐみ会の在宅医療を支える縁の下の力持ち。
在宅医療事務さんにお話を伺いました!
“一人ひとり顔を浮かべて、最適な支援を”
めぐみ会の在宅医療事務職とは
訪問診療が円滑に行えるよう、準備・訪問同行・診療補助・スケジュール調整といった往診医のサポートを行っています。
訪問診療は特に事前準備が大切です。前回診察や直近の容態を踏まえた上で、紙カルテや処方箋、交換する尿バルーンや胃瘻、検査・処置用の物品、次回予定表などを準備します。出発前には、往診かばん内の補充や物品、病状を踏まえた順番を最終確認。道中では、次に向かう患者様のご様子を話しながら向かいます。到着してからは、病状・バイタル・処方変更・接種情報等を同行者用カルテに記録し、採血補助や個別対応の確認などを行います。
準備や予習次第で初動にも影響がでるため、事前準備はとても重要で、無事診察を終えるとほっとします。
仕事をするうえで大切にしていること
一人ひとり顔を浮かべて、最適な行動がとれるよう意識しています。病状・薬・年代は同じでも、認知機能やADL、家族構成等で大きく変わってきます。急変時や問合せに対し、一辺倒な対応にならないよう、これまでの療養過程を踏まえ、患者さん一人ひとりの背景にも関心を持ち続けることが一番大切だと思っています。
時に、お看取りにも同行させて頂く機会があります。医師が「最期」を丁寧に伝え、受け取ったご本人・ご家族の覚悟と準備で迎えた、大切なその場なんだなと改めて感じました。人の死に立合うという貴重な体験で、生きている日々は当たり前じゃないな、大事に生きよう、と切に思います。
連携を密にし、ご自宅での療養・介護を強固な一つのチームでサポート!
めぐみ会の在宅事業部の魅力は、医師・看護師・ケアマネジャーとの一体感です!
同じ空間のすぐそこで、各 専門職の方々が、どんな思いでどう対応されているかなど、熱量と共に知りえる機会は、本当に貴重だと感じます。様々な対応のヒントとしても勿論ですが、業務に対する自身の姿勢も成長意欲も自然と高まる、素敵な場だと日々感じています。


