医療法人社団 めぐみ会

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ドクターズコラム

2008年8月 1日

乳がん検診を受けましょう

乳がんは年々増え続けていて、今では20人に1人が乳がんにかかり、年間約1万人が乳がんで死亡しています。また、女性の壮年層(30歳~64歳)のがん死亡原因のトップであり、社会の中心世代である45歳から49歳に発症のピークがあるため社会的な影響も大きいのです。 

「私は乳がんにならない」「がん家系じゃないから大丈夫」「若いから大丈夫」など、乳がんを他人事のように思っている人も多いのではないでしょうか? 最近は、有名人が自ら乳がんであることを告白したり、マスコミで乳がんを取り上げる機会も増えたので、皆さんも関心は持っていると思いますが、実際に乳がん検診を受ける人はまだまだ少なく、日本では対象人口の1割くらいの人しか検診を受けていないのが現状です。 

検診内容は、乳房の視触診、マンモグラフィー、超音波検査になります。今でも乳房の視触診だけの検診が多いと思いますが、小さなしこりやしこりを作らないタイプの癌は、視触診だけでは見落とされる可能性があります。乳がんの早期発見のためには、マンモグラフィーか超音波検査のどちらか一方、または両方の検査を組み合わせることをおすすめします。

マンモグラフィーは、乳房を板で圧迫してレントゲンを撮るので痛みを伴うこともありますが、しこりとして触わることのできない早期の乳がんや石灰化の発見に有用な検査です。超音波検査は、痛みもなく簡便に行えます。数mmの小さなしこりも発見できる精度の高い検査で、人体に無害なので、妊娠中の方でも検査ができます。また、この2つの検査にはそれぞれ長所と短所があるので、どちらの検査をすればいいのか迷う場合は、一般的な目安として、30代の人は超音波検査、40代は超音波検査とマンモグラフィー、50代以上はマンモグラフィーを受けて頂くと良いと思います。 

「今まで調べたことがない」「何となく気になって心配」「家族・親戚に乳がんの人がいる」という方は、ぜひ乳がん検診を受けて下さい。 

当院は、マンモグラフィーと超音波装置を完備しています。乳がん検診だけでなく、自覚症状のある人(しこりがある、乳頭から分泌物が出る、など)も随時診察を受け付けていますので、ご相談下さい。

呼吸器内科:長束 美貴

担当クリニック:田村クリニック

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